工房「木工大好き」では、自然の素材を使用して乗り物やキャンプファーニッチャーを作っています。

私が使用する材料をご紹介します。


製作物の中心となる木材は、基本的にはプレーナーを欠けていない材(ラフ材)を自分で製材して、使っています。

一般の住宅なので、材を長いこと乾燥させるために置いておける場所も少ないので、扱いが大変です。

乾燥材と表記されていても、製材すると反りが生じてしまうこともあり、木材は動きが予想出来ないものです・・・。

木って生き物ですよね。
シャフト、ノブ、ボルトなど、製作に木工旋盤を使用した部品が多いのが、我が工房の製品の特徴です。 

そのため、以前より
ブロック材といわれるぶ厚い木材を多く入手してきました。

木工旋盤をメインに行っている工房では、壁いっぱいにブロック材が積まれているなんてことは多々あります。
とくに強度の必要とされる部品については、(写真 上)などの頑丈な素材を使用して作ります。

白樫はなかなか手に入らないものなので、大事に使っています。

同じような硬い木にナラ(写真 左下)がありますが、ボルト作りにはあまり適しておらず、ねじ山が時々欠けてしまうのが難点です。

ボルト作りに適した材は、樫とブナ材 と思っています。
ファーニチャーに多く使う広葉樹薄板(8mmくらいから15mmくらいまでの薄い板)は、貼り合わせ法により、複雑な立体を作り上げることが出来る、大変使い勝手の良い材料です。

しかし、なかなか手に入らないのが難点です。ホームセンターでは見かけることはありません。ネット通販でもなかなか出会えません。

もちろん、都心の木材専門店「もくもく」などへ調達しにゆけば材料は手に入りますが、材料費が高額となるため、最終的に製品の価格が大変高価なものとなってしまいます。

いかにして、使う薄板を減らして設計するか、が最近のテーマです。
製作で用いる木材を写真で紹介します。 PCモニターの色合いと実物のそれは、若干異なる可能性があることをご理解ください。
ブラックウォルナット ヨーロピアンビーチ(ブナ) ミャンマーチーク
白樫 ナラ タモ
黒檀(希少材) サッチーネ(希少材) 神代タモ(希少材)
ファーニチャーの天板によく使う12mmのパイン集成材。一般的なホームセンターでは15から18mmくらいの集成材を見かけますが、大変重く、広い天板を作ろうとするととても重いテーブルとなってしまします。

そこで、12mmや9mmのパイン集成材が活躍します。

私の工房でも多量に仕入れています。
可動部分の多い製品を作っていると、どうしても必要となってくるのが木の丸棒。 一般的なラミン材と、色の濃いマホガニー材を使っています。 価格は高いですが、アクセントになるため、欠かせません。
カラフルなファーニチャーに用いているのが、このオスモ・カラー。 自然素材だけで作られたドイツの塗料です。

被膜を作るだけのペンキではなく、オイルフィニッシュのように木材に浸透し、着色するのが大きな違い。

自然素材だけなので健康を害さないとされています。
工房の製品の仕上げに欠かせないのが最後に塗り込むワックス。自家製混合ワックスを使っています。

和ろうそくにも使われるハゼの実から作られる白蝋、蜂が作る蜜蝋、艶のためのカルナバ蝋、そして自然油をちょうど良い比率で混合し、使っています。

白蝋は今はあまり生産されておらず、全国でも数カ所だけとのことです。荒木精蝋合資会社が有名です。
木のボルト・ナットは、適切にメンテナンスを行うことで、長くその耐久性を維持できます。メンテナンスとして、時々植物油をネジ山に塗ってあげることが重要です。

工房からの出荷時には写真のウォルナットオイルを十分に浸透させています。時間がたつと、植物油は乾燥してきます。それを時々補ってもらいたく思います。

おすすめするのは、植物油。 ご家庭にある菜種油でも、オリーブ油でもかまいません。臭いのしない油をお使い下さい。

テーブルなどのファーニチャーの表面が時間と共に乾燥し、もともとの艶がなくなると思います。その際には、市販の蜜蝋ワックスなどをご利用いただければ、元の艶が戻ると思います。
工房のキャンプファーニチャーに頻繁に使うのが、8号帆布と岡山のデニム生地。 

帆布は多数の色をそろえていますが、おすすめなのはやっぱりデニム。 デニム生地の独特の柔らかさ、伸縮性と耐久性が素晴らしいと思っています。

是非試してみてください。
帆布はいくつかの厚みがあり、工房でよく使うのは8号帆布です。袋の縫製には11号をつかっています。上の3つの写真にあるのが在庫している帆布の色見本です。 帆布は結構高価な材料(1mあたり1200-1500円くらい)なので、帆布を多く使う製品は価格も高くなってしまいます。
テーブルの天板どうしをつなぎ合わせるのが、カラーロープ。 丈夫でカラフルなロープを使用しています。いつも在庫しているのは写真の5色のロープ。 ご希望の色を使いますので、ご指定ください。
縫製にはJUKIの職業用ミシンを多用しています。大きな座面などを縫うため、ミシン糸を多量に消費します。そのため、糸は工業用のボビンを用意し、ガンガン使っています。

職業用ミシンはパワーも強く、デニムや帆布でも安心して縫えます。

最近、自分の部屋に糸巻きばかり増えてしまって、大変です・・・。

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